先日「男山の仕込み水」をもらいました。
2006年 07月 13日
僕も札幌に行ったとき友人に「旭川は良いね、水が美味しいし」と言われましたし実際札幌の水は飲めた物ではなく‥‥しかしまあ横浜に比べれば全然イケテルんですがね。
そんな横浜は川崎に比べると水が美味しいそうな。
‥‥まあ、もう美味しいとかなんとかいうレベルではない世界ですがね。
そしてそんな川崎を含めた神奈川は東京よりは良いとか。
‥‥まあここまでくると、夏場水が出るか出ないかみたいなレベルですがね。
そんな大雪山からの伏流水に恵まれた旭川では酒造りもさかんに行われております。
さてそんなところで男山の仕込み水で御座います。
男山とは国内外において特にスッキリ辛口の名酒で名を馳せております「男山株式会社」のこと。
ここの「酒造り資料館」では酒造りの歴史と共に哥麿の浮世絵や江戸時代の貴重な資料、文献、酒器などが展示、公開されています。こいつを見に行くのもなかなかオツなもんではないかと。しかし君達の目当ては水です。僕が決めました。ああ、あと日本酒ですね。そりゃそうですよ、酒蔵ですよ。酒飲まないでどーするのよと。ここで一発大吟醸とかなんとかそういう、伯父に買って上げたら喜ばれるアレです。生憎僕はほとんど飲めないんですが‥‥。
で、ここでこの仕込み水ですよ。お酒を造るときにね、使うという銘水ですよ。
その名も『延命長寿の水』。いやはや有り難い名前で御座います。
敬老の日には寿命が100年くらい延びそうなラベル(鑑定師:アナゴ)を貼った瓶を用意してくださるようですが基本的には容器持参にて、無料で汲むことが出来ます。
容器はペットボトルが便利ですね。お酒とか入っているあのでっかい奴。あれをよーーーく洗って干して、匂いがしないようにして使いましょう。
折角の美味しい水が安いウイスキーのかほりだなんて切なすぎます。もちろん市販の容器もOK、こちらも一度洗ってポリ臭さを取っておきましょう。
なお多量の持ち帰りは自粛されています。皆さん並んでおりまして1人1回20リットルまでとなっております。
ひとりじめはイカンのです。皆で分けあって美味しく頂くのが水好きの美学なんであります。
でもお料理や晩酌の水割りにロックの氷にと使っているとアッという間になくなってしまいますね。そんな人はもう一度後から並びましょう。
皆でくるくるなごやかに、が水好きのポリスーなんで御座いますよ、ええ。
‥‥で、先日僕の水フェチっぷりを熟知した友人がドンとお土産を持ってきてくれました。
ありがとう、マダムM!
うお!でか!!
日頃お酒を飲まない僕には新鮮なでかさですなあ。
そして並々入った『水』。
なにがどうデカイって君、ほらこんくらいでかいんだもんねえ。
ありえねえや!!
‥‥さて。夏はねえ、やっぱり水ですよ。
目覚めた朝に一杯の水。風呂上がりに冷たい一杯の水。
人間の体の大半は水ですからね。こう毎日暑くっちゃあ水分にょろにょろ出て体液だって濃縮されてて5倍に薄めて飲んでくださいってな勢いですよ。
どれ、失礼してちょっくら頂いてみるとしましょう。
‥‥。
‥‥‥‥。
‥‥んまっ!美味い!くせがない。
なー‥‥んて言うんですかね、こう、何の抵抗もなくスルリと飲みこめ、飲んだ途端に吸収され細胞に行きわたるような感じですよ。そして満足度がある。
ん~、流石は延命長寿の水。こりゃあれだな、これ飲んで運動したら体の中の毒素なんてガンガン出そうな気すらしますね。
‥‥まあ、僕は運動しませんけど。
すみません。
ついでにいうと僕の毒素は主に「ハラ」にありそうですがね。黒いって言うか。
水質はカルシウムが豊富な中硬水。
硬質寄りですが日頃ボルビックなどの軟水を飲んでいる僕にも何の違和感もなくぐいぐいいけちゃいますね。
硬水というとエビアンやコントレックスが有名ですがコイツラが激マズで飲めねぇや!と言う方、是非飲んでみてください。全然違いますから。(汲みに行けたらの話しですが)
ん~‥‥たぶんここ数日で僕の体内の細胞の63%くらいは男山成分配合になったに違いありません。
:: 余談 ::
ところで旭川には他にも銘水、湧き水などがありまして。
酒蔵メーカーのお水といたしますと「高砂酒造」でも水が汲めるそうですよ。
なお湧き水に関してはよほど切羽詰まった時でない限り、衛生面を良く考慮した上で飲んでくださいね、自己責任で。
酒蔵メーカーの水は当然の事ながら安全です。