人気ブログランキング |

どーも奥さん、アナゴです。フグ田君、まあまあ30分だけ、な!


by masuo_anago
カレンダー
S M T W T F S
1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30

アウトドアにいいかもしれない

<今日のマスオさん>
モペットって何でしょうか。
メキシコあたりの料理か何かだと思うのですが・・・

質問した人: agemakioedoさん

<アナゴ>
そうだねえ、モペットについては歴史的なこともふまえて、ちょっと長くなるけどここに転記しておくから読んでみるといいと思うよ。

<モペット>
メキシコでも内陸部で、古くはアステカ文明の時代からあったといわれている料理。
あまりメジャーではないが、アステカ文明の時代には神の儀式日に民衆が食べたといわれる料理がもととなっているといわれている。
形状は現在のトルティーアに良く似ており、トルティーアの元になったものと考えられている。
材料はとうもろこしのを石灰水処理したもの(とうもろこしを柔らかくし、もちもちした食感がでる)に芋、豆などを粉にしたものをまぜ、少量のプルケ(醗酵したお酒。カルピスに似た味がする)を加えてさらに混ぜ、醗酵させたものを平たく焼く。

儀式の際にはこれを熱した石の上でうすく、回しながら直径2mほどに焼き、温かく柔らかいうちにいけにえを包んで神へと奉げられたといわれている。(後には奉げるものの大きさに合わせて寸法は小さくなった)
アステカでの5代目の君主「モクテスマ1世」が亡くなった時に「太陽の色をし、太陽のように温かく体を柔らかく包むもの」を作ったことが始まりとされおり、その後意味が変化し、神への供物のための儀式的なものと変化したようだ。
民衆が食べたものはこの「神にささげるためのモペット」の焼く前の「たね」を「神と自らをつなぐもの」として分け与えられたものであり、精神的に神と民衆をつなぐ意味で重要な意味を持っていたといわれる。
丸い形に焼かれるのは「太陽」をイメージしたものであるといわれている。
正式には、中央に神の焼印が押されていた。

食べ方は、時期により豆の煮たものや肉、野菜など色々なものを包み、日没と同時に太陽に跪きながらおしいただく、というのが正式であったようだ。
また1825年にはこの情景をあらわした石版も発見されている。
形状は現在のタコスやトルティーアのように開いたものではなく具材を完全に包み込み、四方を折りたたんだ形をしており、ブリートーの原型である、ともいわれている。

その後、1521年にスペイン人コンキスタドールエルナン・コルテスにてアステカが滅ぼされた後、アステカに攻め入ったスペイン人にて原材料が当時のメキシコでは非常に入手しやすかったことなどから徐々に広まり一般的なものとなる。
また皮肉なことに、コルテスがモペットを知る理由となったのは、コルテスがアステカに攻め入った際に善神ケツァルコアトルと間違われ振舞われたモペットによるといわれている。

また現在、テキーラを飲ませて頭を回すメキシコの習慣「モペット」の由来も同じく儀式から来るものとされており、心臓を摘出する際に生贄に対して麻薬的成分のある飲み物を飲ませ、太陽のめぐる動きを模して頭を回した動きであるといわれている。
この後摘出された心臓を上記「モペット」にて包み、奉げられたといわれることから、同じ名が引き継がれたといわれる。
------------------------------
どうだい!食に歴史あり。壮大なロマンだったんだねえ。
今はトルティーアを「モペット」として売る店も多いというけど、
やっぱり厳密には、小麦粉を使わないで処理して柔らかくしたとうもろこしと芋や豆、それにプルケというお酒を使ったもののみなんだそうだよ。

僕は食べたことないけど、一度食べてみたいものだねえ。

簡単に作れるから、自転車やバイクで出かけたときに、アウトドアでなんてのも、いいねえ。
お酒はあまり無茶な飲み方はしないほうがいいね、うん。
by masuo_anago | 2006-02-22 10:56 | ズバリ斬る